言語行動コース

 言語行動コースは言語教育コースと言語文化コースの橋渡しをします。また言語とその言語行動の多様な形態とそれを動かすメカニズムなどを求める応用言語学の特色あふれるコースです。

 その研究・教育課程を構成する講座として、第一に一般言語学、言語科学系の講座、および総論にあたる「応用言語学特論」があります。ここで応用言語学の基本的性格、分野、方法論などが示されます。学生はこれを学ぶことによって、研究の展望を広く、バランスよく得て、現実にどのような表現行動をとるのかその本質と表現の技術を学びます。第3分野としては言語心理や第2言語習得・喪失研究のメカニズムを研究します。これは言語教育とも当然ながら深い関係にあります。第4分野では、言語と言語の接触により起きる対照言語表現、構造の研究などである。第5分野としては、言語のコンピュータによる大量解析研究があります。さらに、政治、経済、行政などと関係する言語計画、言語政策研究はわが国ではほとんど行われていないが、欧米では学問として存立しております。

 このような多様な分野は言語とその多様な行動の関連研究であり、それ自体新しい研究分野として現代社会で進歩している研究分野で、わが国では発展しだしたところであるが、欧米でははるかに進歩しており、研究者が不足しています。また高度職業人、社会人として、多彩な言語研究の新分野を開くように期待しています。